DVD「岩崎革也旧邸 2013」(ドキュメンタリー/2013年/15分)

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DVD「岩崎革也旧邸 2013」 (DIKJ002)

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2013年5月に、岩崎革也旧邸の姿を記録したドキュメンタリー。日本の初期社会主義の支援者として知られる岩崎革也が住んだ、その邸宅はすでに取り壊しが決まっていた。

【内容】
京都縦貫自動車道の延伸にともなって京都府京丹波町須知(しゅうち)にある岩崎革也旧邸が取り壊される(取り壊しは2013 年中の予定)。このDVDは2013年5月に邸宅の現状を記録したものである。
岩崎家は江戸時代から続く京丹波の名家で、現在の屋敷は1882(明治15)年に完成。約1800平方メートルの広大な敷地に、和風建築と茶室を備えている。明治から昭和にかけて当主であった岩崎革也(いわさき かくや。1869年~1943年)は、須知町(現京丹波町)の初代町長をはじめ、京都府議や須知銀行頭取などを務めた地域の名士であり、足尾鉱毒事件で知られる田中正造や思想家の北一輝らと親交があったほか、幸徳秋水の平民社を経済的に支えるなど、日本の初期社会主義の支援者としても知られている。
居間には、犬養毅や田中正造の扁(へん)額(1907年)が飾られたままになっていた。田中の書は足尾銅山鉱毒事件で逆境にあった時期の筆と指摘される。二階の書斎には、社会主義関連の本に加え、堺利彦全集なども残されていた。
なお、邸内にあった貴重な資料、岩崎革也の蔵書、書簡、屏風、扁額、堺利彦直筆の軸物などは南丹市の文化博物館に寄贈され、整理後、一般にも公開される予定である。

【推薦のことば】
「岩崎革也邸の風姿を余すところなく伝えている優れた映像だと感じました。
全編に流れる詩情には、胸迫るものがあります。」
(大逆事件の真実をあきらかにする会 世話人 大岩川 嫩)

長さ: 14分16秒
企画: 「岩崎長と京丹波岩崎革也を語る会」
製作: イメージブレーン
スタッフ: 制作 千原卓司/演出 田中啓/撮影 桜田純弘/照明 佐野広志
DVD仕様: リージョンALL/日本語/画面サイズ16:9(ワイド)/複製不許/スリムケース

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